サンク・オ・ピエ
まず、ラディッシュ&バターは、こりゃいいつまみ。
ラディッシュの形状が丸いからバターがうまく乗っからないんだけど、たっぷりつけないと物足りない。飾り包丁を入れてわざわざつけやすくする理由がよくわかる。
バターたっぷりに塩パラリで、いくらでも食べられる気がする。
フランスのおっさんは、これで確実に体重を増やしてるね。
ウサギ・パルマハム・フォアグラのゼリー寄せは、口の中に3大スター共演。
イチゴしめ鯖は、ビネガーとイチゴの酸味と香り、シャンパンのさっぱりした後口で、鯖の生臭みが出ずに、旨味だけがよく感じられる。

メダイのワカメ包み蒸しは、もち美味しい。これは当然として。
海草を食べない民族の酒、つまりワインと合うのか?というほうが興味あったけども、落ち着いた香りのルイ・ジャドは、ワカメでさえもばっちり。
こいつは海鮮ものにすごく合って、いつもいい仕事をしてくれます。
ハチノスのトリッパは、下ゆでから5時間もの煮込み時間がかかるとのこと。
臭みというほどの匂いはなく、かといって味が抜けていず、やわらかい。
ハチノスていうとモツ屋で食べるイメージで、トマトとワインで煮込んだこれは新しい感じがするが、こうして千年も二千年も食べられてるんだから、そりゃこっちが元祖で旨い筈だわ。
ホロホロ鳥と野沢菜は、ホロホロ鳥ソテー単体だったら飽きてしまうかもというほどのボリュームあるんだが、野沢菜がそれを助けている。
これが生野菜とかじゃこうはいきません。味のある野沢菜だからこそ、リフレッシュしてもリセットせず、食べるリズムを中断することなく次にうまくつないでくれる。
エクストラヴァージンオリーヴオイルのシャーベットは、不思議な感覚。
アイスクリームでなく、あくまでオリーヴオイルのシャーベットの筈なんだが…
さっぱりしてるんだけど、オリーヴの味とコクはあって、食感はなんかやっぱアイスクリームのような。ちょっと違うような。
アイスクリーム作るのが難しい地方での、代替品のシャーベットかと思ったら、対等なレベルですよこれは。

今回は、(日本人的感覚から見ると)一見ミスマッチにも思えるものが、実はとても美味しいというものばかり。
サンクで旨くないもの食べさせられるなんてないから、本当にミスマッチかと心配することはないが、予想しづらい分、サプライズな美味さがうれしい。
さて、今回は撮影してくれる人がいないので画像なし。
サンクのページから同じ料理のを借用しちゃった。
やっぱり、こういう時用のちっさいデジカメ買おうかなあ。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74955/3659993
この記事へのトラックバック一覧です: サンク・オ・ピエ:

コメント
くううう~っ、行きたかったっス(涙)
ごんたさん、ホント味の表現が素晴らしい。
作り手のシェフとはまた違った視線で、私たち食べられない人々の欲求を満たして(かきたてて?)くれます。
今度は行くぞ~!
初めて中村シェフの料理を食べたときから、満足できないことは一度もありませんでした。
子供が産まれて、サンクにはほとんど行けてないけど、落ち着いたら必ず行きたいんです。
だって、中村シェフの料理がなかったら、多分主人と結婚してませんでしたから(^^;)
投稿 泉 | 2005.04.12 02:20 午前