サンク・オ・ピエ
今回のテーマ食材は、「鯛」。
調理前の立派な鯛を見せてもらい、否が応でも期待が高まる。
まずは、地鶏レバーのテリーヌとラディッシュ。
ラディッシュにバター&カマルグの塩は、出されればあるだけ食べてしまいそうだ。
今回は縦半分に切ってあり、バターが乗せやすい工夫も。
なんの苦労もないから、すごい勢いで口に運んでしまいます。
この食べ過ぎは体に良くなさそうだが、こりゃやめられない。
これに、カリフォルニアのベリンジャーという生産者のロゼ。
普通のロゼほど色濃くなく、ちょうどきれいな桜色。
見るからに春っぽい色だが、色だけでなく味も春のイメージぴったり。
ほんのり甘くて香り良く、酸味も効きすぎてない。
レバーやバターの脂の味を残さず、すっきりさせてもくれる。

お次はお待ちかね、鯛のカルパッチョ。
やっぱ鯛は美味しいなあ。日本人ならこれでイチコロね。
そして日本人なので、鯛にゃ日本酒が一番だと思っているが、このワインはかなり健闘してるじゃないさ。
ラベルは酒屋でよく目にしてるんだけども、買ったことあるのはシャブリ。
これは、シャブリでなくサンブリ、シャルドネでなくソーヴィニヨンブランなのね。
すっきり辛口に加え、鉱物系の香りもする、硬質な印象のワイン。
刺身に日本酒ってのは譲れないが、カルパッチョなら席半分くらい譲りましょう。
魚喰いの私としては、要注目のワインだ。_〆(。。)メモメモ…

そして真打ち、鯛のリゾット。
一番上は、丁寧に下処理してクリーミーな食感に生まれ変わったホタルイカ。
その下の鯛のソテーは、皮目がパリッと身はホロホロしっとり。最高です。
いや、本当の最高は、一番下にあるリゾットだ!
当然、鯛の出汁をぎゅうぎゅう押し込めて炊いてあり、入ってる鯛の身がこれまた。
たぶんね、刺身にするようなとこじゃなくて、骨ぎしの身だからこの味なのよ。
これには、再び登場ベリンジャーのシャルドネ。
こっちは、サンブリのと違って樽香漂う白だが、鯛もこれだけ濃厚になると、こんなのによく合ってしまう。
なによりバランスのいい味。ベリンジャーのってかなり好みかも。

メインは、ラムロースト。
気分的にメイン終わったような気がしてたら、やはり肉もありました。
しかもこんな大物が。画像ではわかりにくいけど、こいつがいい焼き色なんですわ。
鯛で満足しきったと思いきや、肉はまた別の部分を刺激して満足させてくれるなあ。
添えられたゴボウも、ちょい甘酸っぱくて面白い。他の食材にはない固い歯ごたえがいいアクセント。
さて、これには、カリニャン使った赤。
カリニャン使用のワインというと、エグ味というか変な味残るような記憶が。
これは、最初こそカリニャーンって感じ(?!)も来るが、後口はそうでもない。
こいつなら、味良く飲み応えあり、濃くて肉にも負けない。

チーズは、青カビのほうはフルムダンベールだったと思うが、塩気も刺激もキツくなく、このブルゴーニュルージュと合う。
青カビチーズに赤ワインって、年代物ならいざしらず、若かったりするとまず双方ツンツンしちゃって、さほどでもないことが多いのに。
チーズ喰いの私としては、要注目のワインだ。_〆(。。)メモメモ…

デザートは、イチゴのコアントロー和え。
イチゴの甘みと香りが、コアントローによってググっと引き出される感じ。
春らしく華やか~にさっぱりと。これで締め。

鯛がテーマで、やっぱりすごい鯛料理出ちゃった訳だが、今回のは、ある程度の大きさの鯛を丸々一尾使ってこそ出来るものなんで、人数の勝利っつーか、みんな集まってくれてありがとう!と、今まで以上に心底思った。
人数がいると、ワインの種類をたくさん味わえるのも魅力。
特に今回は、ワインのバリエーションに富んでいて、さらに自宅で作る料理にも合わせられそうな、購入してみたいものばかり。
なので、ワインを語るのは苦手だが、頑張ってワインについてもいちいち触れてみた。
これ書いたからって、買いに行く時たぶん忘れてるんだけどね…
とりあえず、テーマ「鯛」を次やる時は、持ちきれないほどの巨大な鯛が出てくるように、人数を集めようと思う次第でございます。
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