EYEMETRICS
かれこれ20年以上、メガネを愛用しとります。
だけど、愛好家じゃないし、特にこだわりがあるわけでもない。
ただ、寝る時以外は着けている大切な顔の一部。それはもう大切なもの。
なくしてしまったら、「メガネメガネ~」と手探りで探し回る(半泣き)ぐらいに。
なので、品質や着け心地が良くないと困るんですよ。
今回のは、家人がメガネ新調するというから、ついでに私もという軽い気持ちで。
何ぞお目当てがあるでなし、贔屓の店があるでなし、近所のメガネ屋でいいやってね。
そしたらそこは、アイメトリクスやってます。つーのがウリであった。
その存在は知ってたが、スポーツ用メガネという認識で、あまり関係ないのかなって。
軽い、ズレない、装着感が良いというのは、スポーツだけに必要なもんじゃないと。
一般生活上だって、それは必要不可欠な要素じゃないんですかと。
そう言われれば、確かにそうだ。
自分の顔の形状に合わせたオーダーシステムというのも、なんか説得力あって、より快適なメガネライフを切望する者にとっては魅惑的。
えいや!と思い切って、これで行くことにしちまいました。

レンズ形状と各パーツのカラーは、かなりの組み合わせ可能だが、のっぺりした日本人顔にとっちゃ、ウケ狙いのお笑いメガネになる危険性を孕んだものばかり。
無難な形と色を探していけば、おのずと選択肢は限られる。
専用の計測機械で採寸され、自分の顔の取り込み画像と、選んだデザインのメガネとの合成画像を見せられる。まあ、よろしいんじゃないですか。
で、数週間後に出来上がり。

いよいよ装着!
おお、なかなかの着け心地。さすがにあまりズレない。
本体をじっくり眺めてみる。
レンズからビスに到るまで、オールプラスチック。
高級感溢れる質感、とは言い難い。つーか、むしろオモチャっぽい。
これにこの価格を支払うぐらいなら、高級ブランドフレームを選ぶ人も多かろう。
でもね、質感を犠牲にしてるのは、見た目より何より機能優先だから。
デザイン性だけ追求してちゃ持ち得ない、ムダを削ぎ落とした機能美がある。

そりゃ、いいとこばかりじゃなく、やや不満な点もありますわ。
両レンズの間の部分であるブリッジが大きめで、こいつが視界に入ってくる。
軽量化のために、レンズをブリッジとヒンジのみで支える構造の縁なしタイプであり、素材の強度も考慮すると大きくなってしまうのは仕方ないのだろう。
イヤーピースは、耳に巻き付くような形状で多少掛けにくい。
最初のうちは違和感あり。これもホールド性能のためには仕方ないけど。
それらはほんの些細な不満だが、四六時中つけてるもんだから、慣れないようなら使用をやめ、そっくり替えちまうぐらいの不満ではある。これが普通のメガネならば。
とにかく軽さとフィット感には代えられない。それで全てを許す!
でも、許せる理由はそれだけじゃないな。
レンズ性能からパーツ寸法から、自分だけにカスタマイズされたものであり、そして自分にとって本当に必要な機能だけで構成された、最小限の質量と形。
自分以外の誰のモノでもない、自分自身の一部。そう思うと愛着が湧いてくる。
だから、いいも悪いもひっくるめて受け入れてしまえるのだろうか。

今のとこ、これに満足している。今以上馴染んできたら他のに替えられなくなるかも。
後は、踏んづけたりして壊さないことを祈るばかり。
こんな小っちゃくてプラモっぽいパーツがまた、高いんだよね…
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