サンク・オ・ピエ
今回は、サンク6周年記念でーす。
まずはカナッペ。上に乗ってるのは、スモークサーモンとホタルイカのラグー。
これにはシェリー。やはり、シェリーの中でもフィノ、フィノの中でもマンサニージャ。
魚介にピッタリな、すっきり辛口が、魚喰いの心を揺さぶる。
スモークサーモンは限りなく生に近く、日本酒にも合いそうだが、微かな燻香と塩味がシェリーにいい。それより合ってしまうのがホタルイカ。
ホタルイカのワタの部分、ラグーソースのトマト、上にかかったカラスミ、どれもみなシェリーのためにあるかのよう。

二皿目は、リ・ド・ヴォーと海老のサラダ。
リ・ド・ヴォーは、初めてかもしんない。
柔らかく淡白。白レバに近いコクと食感。それよりクセはない。だけど内臓系とわかる。
これ美味しいね。もっとブリブリして豪快なものかと思ってた。語感が強いからか?
「リ・ド・ヴォー!」だものな。「リ・ド・あにょー?」ならばそれっぽいのに。

これには、「RULLY」とラベルにあった白ワイン。地区名らしいが詳細は失念。
こいつが、最初にリコリスみたいな香り、後口はラムネのような。
まるで外国駄菓子といった味の表現になってしまうが、ちと不思議な感覚。面白い。
やや香草っぽいから、サラダに合うのね。
お次は、なーんと、ダブルでフォアグラ。
フォアグラのキャベツ包み & フォアグラソテーのレーズンソース。
ソテーのほうは、甘さと香ばしさがワインとよく合う。
キャベツ包みは、熱の通し加減が絶妙だから、中からフォアグラがトロけ出す!
素材の味だけで勝負、料亭で出てきても違和感ないぐらいの品。
フォアグラ、ここんとこ毎回食べてますけどね、これはいろんな意味で驚きの美味。

ワインはトカイの3プット。実はこれと全く同じ物がウチにあったりして。
ハンガリーで味わい感動して以来、大好きなワインなのです。
かなりはっきりした甘口で、合わせる料理は悩みどころだったが、これは参考になる。
自宅でフォアグラは無理だけど、レーズン使った料理ならいけそう。_〆(。。)

メインは、仔羊のパイ包み焼き。また、うまいこと焼いてあるのう。ふひひ。
これにもフォアグラが入ってら! この北海道産ラムは、ほんと羊臭さがないな~
リッチかつボリューム感たっぷり。なのに、見た目から受ける印象より全然重くない。

赤ワインを合わせてやると、より贅沢きわまりない味。
今回のもボルドーらしく、革や鰹節の香りだ。(笑)
しかし古酒ってほどでなく、フレッシュな果実香もしっかりある。
重厚さという点じゃ、もっと上はあるんだろうけど、このバランスが良い。

デザートの部。 ここでトカイが再登場。
ガトーショコラとショコラカスタード。トカイには、やっぱチョコですな。
チョコだけじゃなく、ナッツな風味も。こいつがイイ。_〆(。。)

今度は苺な皿。 イチゴミルクにゃ何人(なんぴと)も抗えない。
生イチゴには、生クリームじゃなくてクロテッドクリーム?
この重量感プラスで、トカイと合わせるのね。_〆(。。)

デザート二皿も出ちゃったよー とか言ってたら、さらに生チョコ追加。
甘いもんは別腹! 別腹3つ目発動! これまた、うめーんだ。
「さかもとこーひー」のコーヒーまで出してもらって、大満足ですよ。

いやはや、6周年記念コースは、タダモノじゃなかった…
しかも、ただでさえ気合い入った6周年記念コースに、カスタマイズ装備追加だゼ!
使用素材は豪華だが、クセあったり、調理によっちゃズッシリ重くもなるようなものを、あくまで上品に格調高く仕上げているのが素晴らしい。これなら万人に勧められる。
さすが、シェフ渾身の自信作。
現在のサンクの魅力がよくわかるし、上り調子の勢いも感じる。
これからも末永ーく、お世話になります!
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