ども、一週間ぶりッス。 間が一週間だったり二ヶ月だったり、どうも来るタイミングが。
まず、毎度定番の三陸産生牡蠣。だが、今回はいつもとだいぶ趣向が違う。
コショウかけた牡蠣と黒パンを、ヴァン・ド・リキュールで交互に食べるらしい。
ヴァン・ド・リキュールとは、葡萄果汁にコニャックブランデーを添加して樽熟成させた甘口の酒だそうな。
甘味と酸味が梅酒にも似てるけど、どちらかと言えば、ベーレンイェーガー(蜂蜜リキュール)とモスカテル(マスカットのシェリー)を足した感じ? 余計わかりづらいか…
牡蠣にコショウをかけるのも初めてなら、甘い酒と合わせるのも初めて。
これを食した感想としては、生臭さを出させない役割は完璧だけども、牡蠣の味が突然途切れる感はアリ。 なんつーか、無理矢理に場面転換してるかのよう。
牡蠣がソロで朗々と歌ってるところに、いきなり幕降りて、黒パンとヴァン・ド・リキュールの楽しいコントの始まり~ みたいな。
でも、これ面白い。力業で牡蠣と酒合わせる手法に感心した。

先日もいただいた、ボジョレーヌーボーのための特製前菜。
やっぱりどれも美味い。全部説明すると今回も長くなるので、サンク自家製生ベーコンのことだけは言わせてくださいな。
もち豚という素材も当然いいんだが、塩漬けによる熟成と、加熱も乾燥もさせず風味のみつける冷燻という、加減の難しい数々の行程を経て、これだけの完成度。
燻製香といっても、いわゆる煙臭さからはほど遠く、爽やかで薫り高い。
これは酒が進む進む。10人でボトル4本をペロリ。
ボジョレーヌーボーの残量を気にして料理に集中出来なかった、前回唯一の心残りが、スッキリ解消されました!

エゾ鹿のデュクセルソース。
このデュクセルソースとは、マッシュルームをゆっくりじっくり炒めたもの。
付け合わせにもマッシュルーム。濃密なキノコのいい香り。
エゾ鹿は色よく柔らかに焼き上げられ、クセはないのに赤身肉の旨みしっかり。
鹿の野性味とキノコたっぷりに、秋山をイメージしながら、またワインが進む。

出た! 懐かしの裏メニュー「もずく雑炊」。 食べたかったよ~
卵も散らしてあり、柚子皮で香りのトッピング。
もずくの食感とダシがよく利いてて、飽きのこないおいしさ。
体と心温まる、優しい味ですなあ。

デザートタイムは、今回特別。
実は、最近ご結婚されたお二人が参加していたので、ケーキを作っていただいたのだ。
おおっと、リボンついたナイフでてきた。 ここまで演出仕込みましたか。
さあ、ケーキご入刀でございます。 想定外の展開にあわてて撮影。その写真はこちら。

「巨大グラスに、お二人の共同作業でケーキを投入の図」?
これでも真剣に撮ったんですが… お二方、すいません。
さて、このケーキは、お飾りやダテじゃありませんぜ。
中身はスポンジ生地に洋梨、カスタードとバターを合わせた特製バタークリーム。
うまくホイップされたバターは独特の重さ感じず、卵とバターの濃厚さだけが際だつ。
あ、さっそくグラッパを追加注文してる! 負けじと私も私も!
「芋焼酎みたいでしょ」と、シェフの言われるとおり、地焼酎のような香り。
芋焼酎とオランダジンを足した感じ? だから、そーゆー表現はもういいって。
以前飲んだシャープでクリアな味のグラッパより、こちらのが好み。
こってりクリーム系とのこういう組合せなら、合いますのう。

最後に明かされた、サンクオフ結婚祝いの宴。 おめでとう!お幸せに!
こちらも幸せを分けて頂いて、幸福な心持ちになれる会でございましたよ。
そして今回も、ワインボトル撮り忘れ。
おいら、カメラマンの才能ないわ…
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