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きつね森の山男(馬場のぼる著)

酒売り場をフラフラしてたら、「山ぶどう酒」発見。
これを見た瞬間、ある絵本の記憶が突然ブワッと甦る。

私の幼少時代は、食べ物の出てくる絵本(「ぐりとぐら」「ちびくろ・さんぼ」等)を好んで愛読するお子様であり、その中でも特にご執心だったのが、「きつね森の山男」。
それに出てくる、「ふろふき大根」&「山ぶどう酒」に、至極憧れた。(どんな子供だ)

「この組み合わせは大層な美味に違いない」と固く信じていたのに、長じて多少物がわかってくると、「ぶどう酒というのは赤ワインであり、ふろふき大根に合う訳がない」なんて結論に達し、しょせんは作り事… と諦めてた。

しかし今なら、その判断が短慮だったと思う。
そいつは、やってみなければわからない。いや、合う可能性は充分あるはずだ。
さっそく「山ぶどう酒」を買い、大根と味噌を買い、「きつね森の山男」を取り寄せる。


Kitsunemori_2


この本とは数十年ぶりの再会。 1974年初刷で現在66刷だって。 さすが。
うむ。今読んでも、変わらぬ名作。 そして、このくだり。


いまに さむくなったら、ふろふきだいこんの あっついのを くいながら、
まっかっかのぶどうしゅを、きゅうっとやるだぞ。こりゃもう こたえられないだ。
うっほお、もうじき もうじき。

Yamabudouhurohuki


やっぱり記憶どおりだわ~  昔と同じように、そそられますな。
イメージはしっかり確認出来たので、再現してみましょう。


Ezoyamabudou


ふろふき大根には、八丁味噌ダレや、クルミ味噌ダレを用意してみたものの、山ぶどう酒が想定してたより独特の酸味と渋みあって、合うかと言われれば微妙なところ。
ま、これならなんとかイケそうな感じではある。 次はもっとうまくやれる筈。

しかし、「なるべく原作に忠実な形で実現したい!」とも思い始めたり。
山ぶどう酒のほうは、原作だと木のウロで発酵させてたから、木樽熟成のが近いかも。
ふろふき大根のほうは挽肉とか入れられると楽なんだけど、山男が手の込んだ調理をするわきゃないので、やはりシンプルな味噌ダレだろう。 クルミぐらいなら有り得る?
余計な小細工せず、味噌と山ぶどう酒のチョイスだけで、どこまでいけるものか。
でも、チャレンジのしがいはある。


ああ、夢の実現が間近に見えてきたなあ。 夢は諦めちゃいけないね。
他にも、「はじめ人間ギャートルズ」のマンモス肉だって、「マンモス復活プロジェクト」で現実味を帯びてきたし。
「ぐりとぐら」の巨大カステラも、遺伝子操作で巨大卵を作れば不可能とは言えないし。
とすると、トラを超高速回転させて、バターが製造される未来も近いぞ!


そう、夢はいつか叶う。(食い意地と執念深さがあれば)


Chibikuro

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