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サンク・オ・ピエ

まず、アジのマリネというか、アジの酢締めですかね。
和の技法活かして生魚の臭みをとり、ワインビネガーで締めたやつを、カヴァと合わせて、すっきりさっぱりいい感じ。
さらに、新玉葱のスライス。 これが美味いんだ。
自然な甘さの中に葱の辛みも微かにあって、そのままで良し、薬味に良し。
こいつで爽やかさ数倍増し。

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お次は、ライスサラダ。
酢の酸味が利いてて、ツナか何かの魚も入ってるから、ちらし寿司のよう。
しかーし、これは決して「飯」に非ず、根本的に「サラダ」なんだなー
この米や麦は炊いてあるんじゃなく、茹でてあるのがポイントで、穀類の匂いを洗い流しサラッと仕上げ、ワインに合ってしまうんよ。

米食人種だから普段気にしてないけど、炊いた米の匂いは結構強烈で、それが魅力でもあり、邪魔なこともある。特に最大の弱点は、酒と合わないこと。
なので、米を酒に合わせてしまうこの技は使えますぞ。 家でも試そうかな。
でもね、芯を残さず表面も荒れず、水加減ちょうどで炊きあげたかのような茹で加減が、えらい難しそうなんだってばさ。

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タパスが大集合したような、スペイン風前菜の盛り合わせ。

鶏のハツが! 追加でもらった数少ない貴重なレバーが!
本日のサンクはバル(スペイン居酒屋)かと思いきや、高級焼鳥屋でもあった。
ああ、これがいくつも串に刺さって何串かあったら。
人より多くいただいたのにも関わらず、これだけなのかっ…と、悲壮感漂う表情で食べきったように思う。

いや、他のもすごいから悲しくなんかないやい。(涙をぬぐい満面の笑顔で)
スペイン風なのでオレハス、沖縄風ならミミガー、つまり豚の耳。
コリコリ感とムニムニ感の加減が、単なるつまみの域を超えとる。
最近の定番チョリソは鉄板。 いつ食べても間違いない。
ピクルスにも玉葱発見。 甘みと辛みのアクセントがうれしいね。
全体的に利かせたパプリカが、風味とスペイン気分をランクアップ。

実はここいら前後で、グラス3つぐらい並べて酒飲み比べ っつーか、好き放題に食べて飲み散らかしてたり。 まさに居酒屋状態。
私がシェリー好きなのを差し引いても、タパスにはやっぱシェリー。
アモンティリャードは自分好みだし、幅広い料理に合う&すいすい飲めるライト・マンサニージャもいい。
この皿とシェリーがあれば、壁と向かい合ってだって何時間でも飲めるな。

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海老のオイル焼き。
生の透明でもなく、火が完全に通って真っ白でもなく、身はやや半透明。
身が縮まらず、プリッとした歯触りと活性化した旨味の、ちょーどいいとこ。
このオイルがまた侮れない。 エビ油をつけたパンは、最上級の酒の友。
最後の一滴まで舐め取りたいぐらい。

油舐めたら胸焼けしそうで通常だとやりたくもないが、もしこれが行灯の油に使われてたら、夜な夜なペローリペローリ舐めに行っちゃうよ。
ところで、これ行灯の油で燃やすと、部屋が海老アロマオイルの芳しい香りに包まれ、海老好きのための癒し空間になると思うがどうか。
もったいないから、絶対やらないけど。

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へい、オムレツお待ち〜

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スペイン風オムレツとカポナータ。
いい野菜はサラダもいいが、煮ても焼いても旨い。
オムレツにも玉葱どっさり。 加熱すると甘さが際だつ。
もう、どんどん入れちゃって入れちゃって!

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ときめき鶏のロースト。
フライパンの上で引っ繰り返しながら丁寧に焼かれ、鍋入ってお休み中の図。

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均一かつ的確に焼いて休ませてやると、骨から鶏ガラエキスがじわーっと染みこんで、皮から脂がじゅわーっと浸透し、しっとりした旨肉に。
胸肉を是非味わってみんさい。とのことだが、食べて納得。
元々他の部位より雑味が少なく柔らかい肉質で素地いいんだから、このように扱いさえキチンとされていれば、最高の肉だということが実感出来る。
「シェリー一本槍で上等!」な気持ちになってたけど、これに関しては、いいお供の赤ワインがあって非常に嬉しい。

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デザートは、ミルク味のムースとソルベ。…かな?
シェリーとワインの飲み過ぎか、記憶が曖昧で。
そんなヨッパライでも忘れられないのが、塩。 上にパラリ振りかけてある塩。
これで味引き締まって鮮烈な印象残す、クセになる美味さ。
この塩で、また酒がすすむぞい! ←ますますヨッパ加速

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今回、タパス料理と鶏をバッチリ堪能、そして、玉葱に心奪われた。
今日食べた新玉葱は、果物に匹敵する甘さとフレッシュさ なんだもの。
新筍は皆こぞって毎年食べに来るけども、同じように旬の新玉葱目当てで来るってのもいいんではないか。
この時季にここで食べる玉葱は、実際それぐらいの魅力と価値がある。


旬の食材も季節ごとに、筍、玉葱ときて、次回8月はカレーだな。←旬?!
毎度楽しみは尽きませぬ。


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